蒸留の前に試留(しりゅう)という作業を行います。
試留とはもろみのアルコールを測定して、蒸留後にどれくらい焼酎を収得できるかを試算する行程です。
酒税法ではこの試留の結果の記録義務があります。
試留はもろみのろ液(もろみから発酵かすを取り除いたもの)を試留器と呼ばれる小型の蒸留装置で行うのが通常です。
三角フラスコにもろみ入れ、加熱沸騰させて留液をとります。
そして最後に酒精度浮ひょうを使ってアルコール測定します。
今回はアルコメイトという計測機器を使いました。
(宮崎県食品開発センターにて撮影)